吐き気をともなう頭痛は危険な病気の可能性がある

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頭痛と吐き気にその他の症状が重なった場合に以下に紹介するような命に関わる怖い病気の可能性があるので
心当たりがある方は、場合によっては救急車を呼んだり、病院に行って診察してもらってください。

脳腫瘍

脳腫瘍(のうしゅよう)とは、脳を囲んでいる頭蓋骨という骨の中に腫瘍ができる病気で癌の一種である。
良性腫瘍の場合は完全に摘出できれば完治する場合が多いが、
悪性腫瘍の場合は完治が難しいとされている。
脳腫瘍をテーマにした映画やドラマが多くあり一般的に治療の難しい病気として有名です。

症状として、頭痛と吐き気がするのに加えて嘔吐や難聴、運動麻痺、言語障害などが起こることがある。

治療法は、腫瘍の摘出の外科手術や放射線療法や抗がん剤による化学療法などがある。


岡山旭東病院 脳神経外科 部長 医局長の中嶋裕之先生による脳腫瘍の説明ムービー

脳膿瘍

脳膿瘍とは(のうのうよう)、脳の中に細菌が感染し無菌状態ではなくなり、そして膿が溜まってしまう病気です。
診断のための検査としてMRI検査を使用します。

症状として、頭痛、吐き気、強い眠気、嘔吐、発熱、痙攣、運動麻痺、しびれ、言語障害などです。

治療法は、細菌を殺すための抗生物質による化学療法、膿を摘出するための外科手術などがあります。
抗生物質を長期間にわたって服用しなくてはならない場合もあります。

脳内出血

高血圧、塩分のとりすぎ、飲酒、糖尿病、喫煙、低コレステロール、ストレスなどが原因で脳内に出血する病気です。
出血量が多いと死に至る場合もあり死亡率が高いです。

症状として、激しい頭痛、手足のしびれ、めまい、言語障害、目のかすみなどです。

治療法は、血腫を取り除く外科手術が行われます。
予後、麻痺や感覚障害や意識障害が起こる場合があるので、リハビリテーションによって後遺症の克服を目指します。

脳動脈解離(のうどうみゃくかいり)

事故やスポーツや日常生活などで頭や首に衝撃を受け、脳の血管を構成している膜が裂ける病気です。軽症の場合は頭痛の症状だけで自然と治る場合もあります。
しかし、裂け目が広がると血管が詰まって脳梗塞になる場合もあります。
症状として、首や顔が痛む、突然の強い頭痛があります。片頭痛の痛みとよく似ていることもあります。

髄膜炎(ずいまくえん)

脳膜炎、脳脊髄膜炎とも言われている。ウイルスや細菌によって髄膜が炎症を起こす病気です。
症状として、発熱、頭痛、嘔吐、痙攣、意識障害などがあり、風邪の症状と似ていて早期発見が難しい病気です。

くも膜下出血

喫煙、高血圧、高コレステロールなどが原因で、脳を覆う髄膜の部分に出血が起こる病気です。50歳以上で男性に多いとされています。
死亡率が30%、後遺症が残る確率が30%あると言われています。
症状として、激しい頭痛、嘔吐などがあります。

まとめ

以上の取り上げた脳卒中などの病気はいずれも発見や治療が遅れると死亡したり後遺症が残ったりする怖い病気ですので、
絶対に自己判断せずに、少しでも疑わしいと思ったならば病院に行き、お医者さんに診察してもらって適切な治療を受けて下さい。

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