あなたの便秘は危険な病気の可能性がある!

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特に下痢と便秘を繰り返したり、血便が出たりする場合は、
このページで紹介するような、命に関わる怖い病気の可能性がありますので、
適切な病院で検査を受けることをおすすめします。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができ炎症が起こる疾患で、20代前半の年齢の人に発症が多い病気です。
主な症状は下痢で粘血便(粘液や血液が混じったどろどろした便)が出たり、
腹痛になったり便が出そうで出ないことがあったりするのだが、
便秘になる人や下痢と便秘を交互に繰り返す人もいます。
また、重症になると発熱や貧血が伴う場合もあります。

血便や下痢を伴う感染症と間違われることがあります。
国から難病指定(特定疾患)されている病気で、大腸癌が発症することがあります。

原因がはっきりわかっておらず、治療方法も確立されていません。
腸内細菌(悪玉菌)の影響、免疫力の低下、食生活の生活環境の変化、遺伝などが原因ではないかと言われています。

治療方法として主に大腸粘膜の炎症を抑える薬物療法が行われますが、重症になると大腸を摘出する手術が必要な場合もあります。
治療のクスリとして、サラゾスルファピリジン・メサラジン・プレドニゾロン・アザチオプリンや、
インフリキシマブ、アダリムマブなどの注射薬が使用されることもあります。

食事療法として高カロリー高脂肪の肉などやアルコール・辛い食べ物などの刺激物を避けるよう指導されることもあります。

大腸がん

大腸がんとは、大腸(結腸もしくはS状結腸)の壁の粘膜に悪性腫瘍が出来る病気です。
大腸がんは男性のほうが女性よりも多く、40代以上で多くなって年齢とともに多くなっています。
大腸がんは進行が遅く、死亡率は比較的低い方です。

原因は生活習慣の乱れや食生活の肉中心の欧米化(特に赤肉)や煙草・飲酒などが影響しているとされています。
また、身長の高い人ほど発症しやすい傾向にあります。

症状は、血便、残便感、下血、下痢と便秘を交互に繰り返す、便が細くなる、腹痛、お腹が張る、貧血、体重減少、嘔吐、臭いおならが出る、おならが出にくい、食欲不振、疲労感、膨満感、食後に腹が鳴るなどがあります。

治療方法は、内視鏡治療、腹腔鏡手術、抗がん剤治療、放射線治療、化学療法などがあります。

検査には、大腸内視鏡検査、バリウム注腸検査、注腸造影検査、CTコロノグラフィ検査、血液検査、超音波検査、MRI検査、PET-CT検査、便潜血反応検査などがあります。
早期の自覚症状があまりない段階でも発見が可能で、
早く発見できれば完全に取り除ける可能性が高まるので
定期的に検査を受けることをおすすめします。

クローン病

10代や20代の若い人に多く男性に多くみられ、慢性化しやすく、主に大腸や小腸に潰瘍ができる病気です。
関節痛・関節炎・虹彩炎などの合併症がある場合もあり、がん化するケースもあります。
原因不明で治療方法も確立されていない、日本では難病指定(特定疾患)されている病気です。

症状は発熱・下血・体重減少・貧血・腹痛・下痢・全身倦怠感などです。

検査には、血液検査・消化管X線造影検査・内視鏡検査・エコー検査・CT検査・X線検査・大腸内視鏡検査・小腸用カプセル内視鏡などがあります。

治療薬として炎症を抑えるメサラジン、サラゾスルファピリジン、副腎皮質ステロイド、免疫調節薬などがあります。
栄養状態の改善や腸の炎症の改善のための経腸栄養療法・中心静脈栄養療法などの栄養療法もあります。

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